Kiln ドキュメント
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アカウント

Claude Code、Codex、Antigravity のアカウントを複数保存し、ブラウザーでのログイン、アカウントの切り替え、使用量の更新を行う方法を説明します。

Kiln はエージェントのアカウントごとにプロファイルを保持するので、ログアウトしなくても個人用と仕事用のサブスクリプションを切り替えて使えます。設定 → アカウントでは、Claude Code と Codex のサブスクリプションアカウントと、macOS では Antigravity の Google アカウントを管理できます。

まず、各エージェントの公式 CLI をインストールしてください。ログインはその CLI を通じて行います。Kiln が独自の OAuth プロバイダーを実装したり、プロバイダーのアカウントポリシーを回避したりすることはありません。

アカウントを追加する

  1. エージェントのカードでアカウントを追加を選びます。
  2. プロファイルに個人用や仕事用などの名前を付けます。
  3. ブラウザーでログインを選び、ブラウザーで認証を完了します。

Kiln はバックグラウンドで待機し、CLI がログインの成功を報告するとすぐにプロファイルを保存します。ターミナルを開いたり、ログインコマンドを実行したりする必要はありません。アカウントの設定を開いている間は、進行状況の確認、ログインページの再表示、キャンセルができます。ログインの試行は 5 分で期限切れになります。

ブラウザーのコールバックが使えない場合、Claude Code が代わりにログインコードを表示することがあります。そのときは、コードを貼り付けるための伏せ字の入力欄が Kiln に表示されます。

警告 この入力欄にはログインコードだけを貼り付けてください。パスワードや API キーは絶対に入力しないでください。

公式 CLI ですでにログインしている場合は、現在のログインを保存を選ぶと、そのログインをプロファイルとして取り込めます。

使うアカウントを選ぶ

ログインするとプロファイルが保存されますが、既存の CLI セッションが使っているアカウントには影響しません。

  • 新しくログインしたプロファイルの横にある適用を選ぶと、新しいセッションでそのプロファイルが使われます。
  • 既存のプロファイルで切り替えを選ぶと、そのプロファイルが使用中になります。
  • プロファイルの名前は、その行のメニューから変更できます。

保存したアカウントは、Kiln が開くパネル用の構成をそれぞれ個別に持つので、すべてのアカウントで同時にログイン状態を保てます。実行中のエージェントセッションは、開始時のアカウントを使い続けます。切り替えた後に新しいアカウントを使うには、エージェントのパネルを新しく開いてください。通常のシェルでコマンドを入力して起動した CLI はそのシェルの構成を使い続けます。Kiln がその CLI を再起動したり、認証情報を置き換えたりすることはありません。

実行中のパネルが使用量の上限に達しても、Kiln が別のアカウントに自動で切り替えることはありません。ここで別のアカウントを選び、新しいパネルを開いてください。

再ログインする

プロファイルのログインを直したいときに使います。プロファイルを削除して作り直す必要はありません。

  1. アカウントの行のメニューを開き、再ログインを選びます。
  2. 表示されたアカウント名とメールアドレスを確認し、ブラウザーでログインを選びます。
  3. 同じアカウントでログインし、完了したら適用を選びます。

プロファイルの名前、一覧内の位置、会話の履歴はそのまま残り、実行中のターミナルも再起動されません。ブラウザーで別のアカウントを選ぶと、そのログインは拒否されます。キャンセルしたり失敗したりした場合も、プロファイルは元のままです。

新しい認証情報は適用を選ぶまで保留されるため、ブラウザーでのログインによって、セッションが使っているログインが知らないうちに置き換わることはありません。以前のログインをキャッシュしている実行中の CLI は、新しいログインを適用した後に再開が必要な場合があります。

ログインが必要

プロファイルの認証情報がローカルの認証情報ストアから失われていることが確認されると、その行にログインが必要と再ログインボタンが表示されます。この確認は、アカウントの設定を開いている間と更新したときに、バックグラウンドで行われます。

これはローカルでの確認なので、オンラインでアカウントが有効であることまでは保証しません。トークンは CLI 自身が更新するため、ネットワークの障害やアクセストークンの期限切れはログアウトとは見なしません。ローカルの認証情報が残っているのにプロバイダーがログインを拒否する場合は、行のメニューから再ログインを使ってください。

使用量の更新

Kiln は、保存済みのすべての Claude Code と Codex のアカウントを、使用中でないプロファイルも含めて、アプリの起動時とその後 5 分ごとにバックグラウンドで確認します。Kiln を開いたままにしておいてください。アカウントの設定を表示し続ける必要はありません。

  • 各カードには最後に確認が成功した時刻が表示され、確認に失敗した場合は最後に取得したバーが残ります。
  • 更新ボタンを押すと、プロバイダーのレート制限の範囲内で再度確認します。
  • Codex の使用量の期間は、報告された長さが 5 時間または 7 日に一致する場合にだけラベルが付きます。

これらの確認は読み取り専用です。Kiln がモデルにプロンプトを送ったり、リセット用のクレジットを使ったりすることはありません。

状況 Kiln の動作
プロバイダーのレート制限 プロバイダーが指定する時間(1 分から 1 日の間)、指定がなければ 5 分待ちます。手動の確認もこの間は待たされます。
認証情報の拒否(401) その認証情報の確認を 1 時間停止します。新しく更新されたトークンは待たずに確認できます。
その他の失敗 次の周期で再試行します。手動で再試行することもできます。
認識できない応答 値を推測で埋めず、使用量を取得不可として表示します。

トークンが期限切れになったり失効したりすると、実行中の CLI は動いていても、使用量を確認できなくなることがあります。失敗が続く場合は、そのプロファイルのメニューで再ログインを選んでください。

Antigravity アカウント

注意 Antigravity アカウントは Kiln 0.2.12 で追加された機能で、macOS でのみ利用できます。Windows では、ターミナルで agy を実行してログインします。

Antigravity CLI(agy)用に Google アカウントを複数保存し、新しい作業で使うアカウントを選べます。

  1. 設定 → アカウント → Antigravity を開き、アカウントを追加を選びます。Kiln が一時的な専用ターミナルで、インストール済み CLI の Google ログインを開始します。
  2. ブラウザーでログインします。コードが表示された場合は、ログインコードに貼り付けて確認または Enter を押します。コピー時に混入した改行や空白は除去されます。確認中はログインコードを確認していますと表示され、重複送信はできません。コードが拒否された場合や期限切れの場合は、エラーを表示して試行を終了します。ログインをやり直して新しいコードを取得してください。認証が完了したら適用を選びます。
  3. 別のアカウントも同じ手順で追加し、新しい作業でそのアカウントを使うときは切り替えを選びます。

実行中の作業は元のアカウントを使い続けます。行のメニューからは、名前の変更、削除、同じ Google アカウントでの再ログインができます。現在のログインを保存を選ぶと、通常の CLI の Google ログインを取り込めます。

各アカウントは専用のホームと macOS キーチェーンを持ち、Antigravity の環境設定、設定、会話もアカウントごとに分かれます。Kiln が通常の CLI のログインを置き換えたり、既定のキーチェーンを変更したりすることはありません。アカウントのホームには、シェル、Git、SSH の設定など、普段のホームにあるファイルは含まれません。ワークスペースのファイルは引き続き使えます。

適用したアカウントには、公式 CLI が返すモデルグループごとの使用率とリセット時刻が表示されます。起動時と5分ごとに確認し、手動更新もできます。この読み取り専用の確認には agy 1.1.11 以降が必要で、エージェントのターンを開始せず、モデルの割り当ても消費しません。古い結果や失敗した結果の使用率は表示しません。自動切り替えは提供していません。割り当てに達するとリセット時刻を通知します。認証には Google OAuth を使用し、Google Cloud プロジェクトの設定は自動化していません。

新しい Kiln の zsh ターミナルで agy を入力した場合も、選択したアカウントを使用し、引数と現在のフォルダーを維持します。更新後は新しいターミナルを開いてください。カスタムシェルでは 新しいタスク → Antigravity を選びます。 Kiro がインストールされていても Kiln のシェル連携を維持するため、新しいターミナルで選択したアカウントを使用できます。

これらのアカウントの会話も会話の同期の対象になり、同じ会話で再起動しても元のアカウントが保たれます。詳しくは会話とアップデートを参照してください。

認証情報の保存場所

macOS では、保存した認証情報はキーチェーンに格納されます。Kiln がキーチェーンをリセットしたり置き換えたりすることはありません。Windows では、Windows のユーザーキーで保護された非公開のファイルに保存されます。アカウントの一覧にはプロファイル名とメタデータだけが含まれ、アクセストークンやリフレッシュトークンは含まれません。ログイン用のリンクやコードは、設定にもログにも書き込まれません。

トラブルシューティング

  • ログインに失敗する: ブラウザーとネットワーク接続を確認してから、もう一度試してください。
  • CLI が見つからない: CLI が見つからないことは、アカウントのカードに表示されます。そのエージェントの公式 CLI をインストールしてください。

CLI 自体をアップデートするには、会話とアップデートを参照してください。